構造見学会チェックリスト|素人でも分かる「施工品質が良い現場」の見極め方 | 工務店 八幡 |青梅の高気密高断熱の家
構造見学会チェックリスト|素人でも分かる「施工品質が良い現場」の見極め方
DATE 2026.01.26

構造見学会チェックリスト|素人でも分かる「施工品質が良い現場」の見極め方

この記事の結論・要約

モデルハウスや完成見学会に行くと、素敵なインテリアや広々としたリビングに心を奪われがちです。しかし、家の本当の価値、つまり「あと何十年住めるか」「地震で倒れないか」「冬に寒くないか」を決めるのは、綺麗なクロスやフローリングの下に隠された「構造」の部分です。

多くの人が「構造なんて見ても専門的すぎて分からない」と敬遠しますが、実はプロでなくてもチェックできるポイントはたくさんあります。むしろ、「素人が見ても明らかに分かる部分」にこそ、その会社の体質や職人の質が現れるのです。

この記事では、これから青梅で家づくりを始める方が、構造見学会で絶対にチェックすべきポイントを「初級」「中級」「上級」に分けて解説します。

  • 大原則: 「綺麗な現場」=「良い家」。「汚い現場」=「欠陥のリスク大」。これは建築業界の真理です。

  • 見るべき場所: 構造材の太さよりも、「釘の打ち方」「断熱材の隙間」「ゴミの扱い」などの「丁寧さ」を見る。

  • 質問: スタッフに「気密測定はしていますか?」「第三者監査は入っていますか?」と聞いてみる。

  • 結論: 構造見学会を堂々と公開している工務店は、それだけで信頼に値する可能性が高い。

このチェックリストを片手に、ぜひ八幡の、そして他社様の現場に足を運んでみてください。きっと「良い家」の基準が変わるはずです。


なぜ「構造」を見る必要があるのか?見えない場所こそ嘘がつけない

家づくりは、一生に一度の買い物でありながら、中身を確認せずに契約するという非常にリスクの高い側面を持っています。 完成した家は、いわば「厚化粧をした状態」です。壁紙を貼ってしまえば、柱の傷も、断熱材の隙間も、金物の締め忘れも、すべて見えなくなります。 しかし、これらは10年後、20年後に「雨漏り」「壁内結露」「家の傾き」という形で必ず表面化します。

構造見学会は、人間で言えば「レントゲン検査」や「手術中の様子」を見るようなものです。 家の骨格(スケルトン)が露わになっている状態でなければ、その工務店が本当に「いい仕事」をしているのか、それとも「見えないところで手抜きをしている」のかを見極めることはできません。 専門知識は不要です。「自分の家だと思って、愛着を持って扱われているか」を確認しに行きましょう。


【レベル1】入った瞬間に分かる「現場の空気感」と「5S」

まずは専門的な知識がいらない、誰でも直感で分かるチェックポイントです。 実はここが一番重要と言っても過言ではありません。なぜなら、現場の環境は、そこで働く職人の「心」そのものだからです。

玄関周りと靴の整頓

現場に到着したら、まず玄関(出入り口)を見てください。

  • 職人やスタッフの靴が綺麗に揃えられているか?

  • 泥や土で汚れていないか?

  • お客様用のスリッパは清潔か?

靴が乱れている現場で、ミリ単位の精密な施工ができるはずがありません。 「たかが靴」と思うかもしれませんが、ここがルーズな現場は、見えないところの釘打ちもルーズである確率が極めて高いです。

ゴミの分別と清掃状況(5S)

建築現場では、木くず、石膏ボードの粉、梱包材など、大量のゴミが出ます。

  • ゴミ箱は設置されているか?(そもそもゴミ箱がなく、床に山積みになっていないか)

  • 木くずや空き缶が散乱していないか?

  • 掃除用具(ほうき、ちりとり、掃除機)は所定の位置にあるか?

「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」が徹底されている現場は、施工ミスが起きにくい現場です。 逆に、足の踏み場もないような現場では、大切な部材を踏んで壊したり、ビスを落としても気づかなかったりするミスが頻発します。 八幡の現場では、「来た時よりも美しく」をモットーに、一日の終わりには必ず清掃を行っています。

資材の「養生(ようじょう)」

これから使われる木材や断熱材、窓サッシなどが、どのように保管されているかを見てください。

  • 雨ざらしになっていないか?(ブルーシート等で覆われているか)

  • 地面に直置きされていないか?(台木の上に置かれているか)

  • 既に施工された床や柱に、傷防止のカバー(養生シート・養生ボード)がされているか?

特に木材や断熱材にとって「水(雨)」は大敵です。濡れたままの木材を使って壁を塞いでしまうと、中でカビが発生する原因になります。 資材を「お客様の大切な財産」として扱っているかどうかが、養生の仕方一つに現れます。

職人の挨拶とマナー

現場にいる大工さんや職人さんに会ったら、挨拶をしてみてください。

  • 目を見て「いらっしゃいませ」「こんにちは」と返してくれるか?

  • 現場内での喫煙(くわえタバコ)や飲食はしていないか?

  • ヘルメットを着用しているか?

腕の良い職人は、例外なくマナーも良いものです。家づくりはチームプレイですから、コミュニケーションが取れない職人がいる現場では、良い家は建ちません。


【レベル2】木工事・構造躯体のチェックポイント

次は少し建物の中に入って、家の骨組み(構造)を見てみましょう。 「木の種類」などは分からなくても大丈夫です。「違和感がないか」を探すつもりで見てください。

柱・梁(はり)の「欠け」や「割れ」

構造材である柱や梁を見て回りましょう。

  • 大きなひび割れや、節(ふし)が抜けた穴がないか?

  • 金物を付ける際に無理やり削ったような跡がないか?

木材は自然素材ですので、乾燥による多少の表面的なひび割れ(干割れ)は強度に問題ありませんが、向こう側が見えるような深い割れや、腐っているような変色がある場合は要注意です。 また、集成材(木を接着剤で張り合わせた柱)を使っている場合は、接着面が剥がれていないかもチェックポイントです。

金物(ボルト・ナット)の「締め忘れ」

木造住宅では、耐震性を確保するために、木と木をつなぐ「接合金物」が大量に使われています。

  • ボルトやナットが緩んでいないか?(手で回るようならアウトです)

  • 金物が斜めに取り付けられていないか?

  • ビス(ネジ)の穴が空いているのに、ビスが入っていない箇所はないか?

最近は、ナットが緩むと色が赤く変わるスプレーや、締め付け確認用のマーキング(ペンで印をつける)を行っている現場も増えています。こうした「二重チェックの跡」がある現場は信頼できます。

釘(くぎ)の打ち方

耐震性を支える「耐力壁(合板などを貼った壁)」には、決められた間隔(ピッチ)で釘を打つ必要があります。 例えば「外周部は10cm間隔、中央部は20cm間隔」といったルールがあります。

  • 釘の間隔がバラバラではないか?

  • 釘の頭が木にめり込みすぎていないか?(めり込みすぎると強度が落ちます)

  • 打ち損じて曲がった釘がそのままになっていないか?

定規を持って測る必要はありませんが、パッと見て「等間隔に、綺麗に並んでいるか」を確認してください。大工の性格が出る部分です。


【レベル3】断熱・気密施工の「隙間」探し

ここが最も重要です。 青梅の冬の寒さを防ぎ、家の寿命を延ばすための「高性能住宅」か「なんちゃって高性能住宅」かの分かれ道は、ここにあります。

断熱材の「隙間」と「詰め込みすぎ」

壁の間に入っている断熱材(グラスウールなどの綿状のものや、ボード状のもの)を見てください。

  • 隙間: 柱と断熱材の間に隙間があると、そこから熱が逃げ、結露します。「向こう側の光が見える」ようならアウトです。

  • 押し込みすぎ: 無理やりギュウギュウに押し込まれていませんか?断熱材は空気の層で熱を遮断するため、潰れてしまうと性能が半減します。

  • カット: 筋交い(斜めの木材)やコンセントボックスの周りで、断熱材が綺麗に形に合わせてカットされているか。

「ふわっと、かつピッチリと」入っているのが理想です。

防湿気密シートの「連続性」

断熱材の室内側(部屋側)に貼られている、透明や緑色のビニールシートを見てください。これが「防湿気密シート」です。 室内の湿気を壁の中に入れないための最重要パーツです。

  • シートが途中で切れていないか?

  • シート同士の重なり部分(重ね代)が十分にあり、テープでしっかり留められているか?

  • コンセントボックスや配管周りで、シートが破れたままになっていないか?

もしシートが破れていたり、テープが剥がれていたりしたら、そこは将来の「カビ発生ポイント」になります。 八幡では、このシート施工に命をかけています。ぜひ現場で、そのピンと張られた美しいシートをご覧ください。

貫通部(配管・配線)の処理

エアコンの配管、電気の配線、水道管などが、壁や天井を貫通している場所を探してください。 穴の周りに隙間はありませんか? 本来であれば、発泡ウレタンフォームや気密パテ、専用の気密部材(ドーム状のゴムなど)を使って、隙間を完全に埋める必要があります。 ここがスカスカだと、いくら良い断熱材を使っても、そこから外気が入り放題になってしまいます。

窓周りの処理

窓枠と柱の間のわずかな隙間。ここも熱橋(熱の逃げ道)になりやすい場所です。 ウレタンなどで充填されているか確認しましょう。 特に、窓台(窓の下の木材)が結露で濡れた跡がないかもチェックポイントです。


案内してくれるスタッフに「意地悪な質問」をしてみよう

現場を見るだけでなく、案内してくれる現場監督や営業担当者に質問を投げかけてみてください。その回答の仕方で、会社の姿勢が分かります。

質問1:「気密測定(C値の測定)は全棟で行っていますか?」

良い回答: 「はい、全棟で実施しています。前回の現場ではC値0.3が出ました。」

悪い回答: 「ご希望があればオプションで行います」「最近の家は測定しなくても十分気密が高いので、やっていません」

気密性能(C値)は、現場ごとの実測でしか分かりません。「測っていない=性能を保証していない」のと同じです。 自信がある会社なら、必ず全棟測定を標準にしています。

質問2:「もし施工ミスが見つかったら、どう対応しますか?」

良い回答:「隠さずにご報告し、修正方法を提示した上で、是正工事を行います。また、第三者機関の監査も入れています。」

悪い回答:「うちはベテランの大工なのでミスはしません」「(曖昧な返答)」

人間が作っている以上、ミスはゼロにはなりません。重要なのは「ミスをしないこと」ではなく、「ミスを見つけ出し、隠さずに直す仕組みがあるか」です。

質問3:「この断熱材の施工基準マニュアルなどはありますか?」

良い回答:「はい、当社独自の施工標準図があり、職人と共有しています。また、施工写真も全箇所記録しています。」

悪い回答:「職人の経験に任せています」

高性能住宅を作るには、個人の経験則ではなく、明確なルール(マニュアル)が必要です。


Q&A|構造見学会の参加に関する疑問

Q. 専門用語が分からなくても行っていいですか?

A. もちろんです!むしろ、初めての方こそ来てください。私たちが専門用語を使わず、「ここを見ると良いですよ」とガイドさせていただきます。 「なんか空気が澄んでいる気がする」「木の良い香りがする」といった感覚的な感想だけでも十分です。

Q. 他社の現場と比較してもいいですか?

A. ぜひ比較してください。 八幡の現場を見た後に他社様を見ても良いですし、他社様を見た後に八幡に来ていただいても構いません。 比較することで、「現場の整理整頓の違い」や「断熱材の厚みの違い」などが明確になります。私たちは比較されても選ばれる自信があります。

Q. 構造見学会はいつ開催されていますか?

A. 工事の進捗に合わせて不定期開催です。構造(骨組み)が見られるのは、上棟してから壁を貼るまでの約1ヶ月間だけです。 完成見学会よりも期間が限られているため、Webサイトのイベント情報をこまめにチェックしていただくか、会員登録をして案内をお待ちください。


まとめ|「自分の目」で見たものだけを信じよう

家づくりにおいて、営業マンの言葉やカタログのスペックはあくまで「約束」に過ぎません。 その約束が守られているかどうかを確認できる唯一の場所が、「構造見学会」です。

  • 綺麗な現場

  • 隙間のない断熱材

  • 職人の丁寧な仕事

これらは決して嘘をつきません。 「素人だから分からない」と遠慮せず、ぜひ厳しい目でチェックしてください。 私たち八幡は、いつ、誰に見られても恥ずかしくない、誇り高き現場で皆様をお待ちしております。

「青梅で一番、施工品質にこだわる工務店」の実力を、ぜひ体感しにいらしてください。



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