
バリアフリースロープの勾配は?家の資産価値があがる?など詳しくご紹介!
超高齢化社会が進行する昨今、注文住宅を建てる際にバリアフリースロープを検討される方も増えてきています。特に二世帯住宅を希望されるご家族は利便性や安全性を考慮し、バリアフリースロープを導入する場合が多いですね。
今回はその注目の「バリアフリースロープ」についてご紹介していきます。
目次
バリアフリーのスロープとは?
バリアフリーのスロープとは、車椅子やベビーカーなど、歩行が困難な人々が移動しやすくするための斜面のことを指します。バリアフリー法に基づくスロープの規定では、一定の勾配、幅、手すり等の設備が求められ、バリアフリー法での努力義務規定では「勾配が12分の1を超えるか又は、高さが16センチを超えかつ勾配が20分の1を超える傾斜がある部分には、手すりを設ける」とあります。
スロープにはどんな種類がある?
スロープには、一般的な固定型、ポータブル型、自動昇降式など、使用状況や設置場所により様々な種類が存在します。それぞれの特徴を加味して自分の家族構成にあったものを選びましょう!
注文住宅でバリアフリースロープにはどんなメリットがある?
注文住宅でバリアフリーなスロープを設けることには、多くのメリットが存在します。その主要な要素は「利便性の向上」、「安全性の確保」、「将来的なライフステージの変化への対応」の3つに集約されます。
バリアフリースロープは高齢者やベビーカー利用者に優しい
まず「利便性の向上」です。スロープは、車椅子利用者や高齢者、ベビーカー利用者などが移動しやすくなるため、段差のある場所にスムーズにアクセスできます。また、荷物を運ぶ際も一度に多く運べ、身体への負担を軽減します。
バリアフリースロープは段差の転倒などの危険から家族を守ります
次に「安全性の確保」についてです。スロープは、段差の事故を防ぐための重要な設備です。足腰が弱った高齢者や子供がいる家庭では、特に段差による転倒の危険性を減らすことができます。
バリアフリースロープは将来の家族の健康や構成に対応できる柔軟性があります
最後に「将来的なライフステージの変化への対応」があります。家族構成や健康状態の変化により、今は問題なく動けても、将来は移動が困難になるかもしれません。バリアフリーなスロープを設けることで、そのようなライフステージの変化にも柔軟に対応できます。
さらに!バリアフリースロープを取り入れた住宅は売却価格が高くなる可能性も!
その他、バリアフリーの考え方を取り入れた住宅は、リセール(再販)価格が高くなる傾向があります。これは、高齢化社会が進行している現在において、より多くの人々がバリアフリー住宅を求めているからです。
将来の家族のことを考えた家づくり
以上のように、バリアフリースロープの設置は利便性、安全性の向上、将来への備えといった点で大いにメリットがあります。一生を過ごす住まいを考える際には、ぜひバリアフリー設備の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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