平屋間取りでよくある後悔や注意点とは?
最近、若年層の方々の間でも人気が上昇中の「平屋」。基本的には、しっかりとした技術を持つハウスメーカーや工務店の家であれば特に問題は起こらないのですが、中には注意点を知らずに建てた後に後悔をしたケースもあります。
今回はそのような後悔をしないように、平屋の間取りでよくある後悔や注意点をご紹介します。
目次
まず平屋とはどのような家?
住宅における平屋とは、1階建の建物をさします。2階建の建物と比べて構造がシンプルなので、耐震性が高く動線なども作りやすい間取りの家ができます。
同じ面積の建物であれば、2階建以上よりも必要な土地面積が多くなるため、地下の高い地域などでは平屋は高級住宅に位置付けられることがあります。
平屋の間取りを選んだ際のよくある後悔とは?
平屋を選択する際には、メリットとデメリットをそれぞれ天秤にかける必要があります。また、デメリットは事前の準備や間取りを工夫することで解消することも可能ですので、今回ご紹介するポイントはしっかりと押さえておきましょう。
では、実際によくある後悔や注意点をご紹介します。
バリアフリー化に工数がかかる
注文住宅は長く快適に過ごせる家を建てます。その為、老後などにバリアフリー化のリフォームを施すご家族も少なくありません。
バリアフリー化する際にはスロープを利用したり、手すりを取り付けるために幅を広くする必要が出てきます。その場合、コンパクトな平屋の間取りだとバリアフリー化をするのが難しい場合があります。
これを防ぐためには設計の際に老後やバリアフリー化のことも検討の中に入れて建築をしましょう。
ゲストスペースが作りづらい
平屋の間取りはコンパクトな作りなので、床面積は限られます。その為、来客の方用のゲストスペースを設けることも難しい場合があります。
もし和室がある場合には、ロールカーテンなどを設置するなどをしてスペースを作ることは可能です。
収納スペースがもっと欲しいと感じた時
平屋を建てる際に一番設計で注意すべき点は「収納」についてです。
平屋は面積が限られているので、リビングやキッチンなどの主要な生活スペースなどを先に設けると収納が少なくなってしまうケースがあります。
庭に倉庫を設けるなどで、生活スペースを削ることなく収納スペースを確保する工夫もあります。
よくある後悔や注意点を押さえて理想の平屋づくりを
今回ご紹介したように平屋の注意点は主に面積がコンパクトなことを要因とした点が多いです。
このような点は設計の段階で検討や対策が可能なので、ぜひ検討段階の方はこれらの点を担当の方を一緒に考えてみてください。
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