【いったい何が違うの? Vol.5・床断熱、基礎断熱】 | 株式会社 八幡
【いったい何が違うの? Vol.5・床断熱、基礎断熱】
DATE 2021.09.30

【いったい何が違うの? Vol.5・床断熱、基礎断熱】

多摩エリアを中心に家づくりを手がけている工務店 八幡(やはた)です。

これから秋本番を迎え、段々と寒さが増すと気になるのが、お部屋の断熱性ではないでしょうか。そこで今回の「いったい何が違うの?」シリーズでは、「断熱」を取り上げてみたいと思います。

 

床下の断熱には大きくわけて「床断熱」と「基礎断熱」の2つがあります。違いは、どこに断熱材を設けるか」です。わかりやすいよう、箇条書きでご紹介いたします。

 

<床断熱とは>

床断熱とは、床のすぐ下に断熱材を敷き詰める断熱方法のことを指します。「床下は部屋の外と考えるのが特徴です。

 

<基礎断熱とは>

基礎部分を断熱材で覆うのが基礎断熱です。「床下も部屋の内部と捉えるのが特徴です。

 

それぞれメリットとデメリットがありますので、みてみましょう。

 

床断熱のメリットとデメリット

○メリット

・シロアリリスクが少ない

→基礎と床下の間には空気が循環。湿気がたまりにくいため、シロアリ対策に有効

×デメリット

・気密性の確保が難しい

→品質は安定しているものの丁寧な施工をしないとすき間が発生。職人の技術が要求される

・外気の影響を受けやすい

 →冬場は基礎コンクリートが外気で冷やされ、床が冷たくなりやすいほか、夏場は暖かく湿った空気によって結露を起こす可能性がある

 

基礎断熱のメリットとデメリット

○メリット

・気密性を確保しやすい

→床断熱に比べると気密性を確保しやすい

×デメリット

・シロアリリスクが床断熱よりもやや高い

→床断熱よりややシロアリリスクが高くなるものの、「細かな金属メッシュを施す」「床下換気システムを導入する」などで低減可能

・換気計画が必要

→部屋から床下まで家中をトータルで換気するため、入念な換気計画が必要なほか、コストもアップしやすい。ただそのぶん床下は外気の影響を受けにくく、快適性が増す

 

いかがでしたでしょうか。

気密性を確保し、計画換気をおこなう基礎断熱は、冬場の底冷えを軽減できるため、青梅エリアに適しています。私たち八幡としても基礎断熱を推奨しておりますが、お客さまのニーズやご要望に合わせて2つの断熱方法を使い分けることが可能です。



モデルハウス

同じカテゴリの注目記事

イベント情報

【昭島市】約32坪3LDK+固定階段ロフトのスーパーウォール工法の家の構造見学説明会を開催!

【東村山市】約30坪、4LDKのビルトインガレージが見所のSW工法の完成見学会を開催!

<終了>【東大和市】約32坪1階LDK+和室と2階3部屋の間取りの家の構造見学説明会を開催!

<終了>【福生市】約30坪1階リビング階段、2階3部屋の間取りの家の構造見学説明会を開催!

  • SHARE:

GURURIHOUSE

人気の建築事例

収納を細部までこだわりぬいたお家

小屋裏のある平屋建ての家

白い壁、天井を活かし広く魅せるウッディーな家

廊下と階段で各部屋を見渡す家

O様共同住宅

OTHERS

子育てがしやすい家ってどんな家?間取りの工夫や採光や床材にも注目を

DATE 2025.04.12

スタディカウンターのあるダイニングがおすすめ!子どもが過ごせる空間をダイニングに

DATE 2025.04.06

誰でもできる、お家でヒートショックを防ぐ工夫とは?

DATE 2025.04.01

小上がり畳エリアを検討する方が増加している理由とその魅力とは?

DATE 2025.03.31

注文住宅で吹き抜けを希望する時の注意点とは?後悔しないように事前にポイントを知っておこう!

DATE 2025.03.29

ファミリークローゼットの大きさは家族構成で考えた方がいい?おすすめの収納計画方法とは?

DATE 2025.03.21