
DATE 2021.09.16
【木のことを知る Vol.12・クルミ】
多摩エリアを中心に家づくりを手がけている工務店 八幡(やはた)です。
硬い殻でおおわれているクルミは栄養価の高い食材の1つとして有名ですが、殻を割ってそのまま食べるだけでなく、すりつぶして蕎麦ダレとして楽しむこともできます。岩手の一部では、料理がおいしいことをクルミのおいしさにちなみ「クルミあじ」というのだそうです。
そんなクルミは、世界三大銘木の1つされるウォールナットと同じ仲間で、建材としても愛されています。木の中心部分に近い「心材」は淡い褐色、樹皮に近い「辺材」はグレーがかった白色と、全体に温かな雰囲気があります。
肌ざわりは少し粗めなのですが、木の質感そのものは柔らかいのが特徴で、やさしい雰囲気の木目とその色、肌ざわりが相まって、素朴な印象を与えてくれるところが人気の理由の1つとなっています。
クルミは塗装によって、表情が変化するのも魅力の1つ。まるで塗装をしていないかのような乾いた風合いに仕上げることもできますし、全体的につややかな表情に仕上げることも可能です。
家づくりの際に用いるならやはりフローリングがオススメで、その穏やかで落ち着いた風合いは、お部屋を明るくしてくれます。
※画像はマルホンのホームページより引用

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