DATE 2021.01.21
【木のことを知る Vol.4 ナラ】
多摩エリアを中心に家づくりを手がけている工務店 八幡(やはた)です。
木材にはいろいろな種類があって、どれを選んだらよいのか迷う方も多いと思います。このシリーズでは、木の種類によって性質や使い方がどう違うのか、お伝えしています。
今回ご紹介するのは「ナラ」の木です。漢字では「楢」と書きます。ナラという名前は「ミズナラ」や「コナラ」などを合わせた総称で、通常、ナラといえばミズナラのことを指すようです。ミズナラはその名の通り水分を多く含んでいるのが特徴です。
十分な強度と耐久性があるナラは、無垢フローリングの定番として人気を博しています。また虎の毛並みに似た「虎斑(トラフ)」という木目も印象的。表情に赴きがあるため、シックな空間をつくりたい場所には特にオススメです。
日本では北海道産が良質とされ、明治末期からはヨーロッパに輸出されていたとのことです。
高い強度を誇るため、フリーリング以外にも窓枠や階段、手すり、ドアといった部分に使用されることが多いほか、家具の材料としても用いられています。もしかすると、みなさんのご家庭にもナラの木を使った家具があるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。木材1つとっても選択肢が多いですが、目的やイメージに合ったものを選ぶことで、利便性も快適性も高まります。
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